浮気調査を自分でやるおすすめアプリは?GPSを利用するなら?

浮気調査アプリ GPSおすすめ
執筆者:高木十四郎
企画・編集者:興信所探偵ナビ 編集部
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この記事の執筆者高木十四郎
大学卒業後、メーカー系システムエンジニアとして従事。大学病院などの大規模医療機関のシステム構築から、国の資金運用システム等の責任者として20年勤務。現在は、20年間のシステム管理の経験を生かし、Web作成、web集客事業を行う傍ら、趣味で環境系NGOへの参画やアロマ教室を行っている。

浮気調を探偵などを使わず自分でやりたい方に、スマホ用のおすすめのアプリとおすすめのGPSを紹介します。最近のGPSはより小型化しており、性能も優れていて、探偵や興信所が使うようなターゲットの追跡が可能な本格的なGPS装置もあります。

ただし、スマートフォンに無断で浮気調査アプリをインストールすることは、プライバシー侵害や法律違反になる可能性があり、不正指令電磁的記録供用罪や不正アクセス禁止法違反罪に該当する可能性があります。違反した場合、懲役や罰金の対象となることがあります。

この記事では、浮気調査に使えるGPSのおすすめ機器とその機能や特徴に加えて浮気調査ができるGPSアプリについてお伝えしますが、上記の通り無断でアプリをインストールすることは違法であることを理解してください。。

浮気調査を自分で行いたい人におすすめのアプリ

浮気調査を自分で行うためのアプリ

mSpy

画像出典:mSpy公式HP

恋人・夫(妻)のスマホのGPS位置情報を把握し追跡することができるだけでなく、LINEなどの送受信情報、保存された写真などの情報も一度インストールすれば簡単にリアルタイムに知ることができます。

浮気調査ではなく、小さい子供のスマホにインストールして利用する親が多いアプリです。

コントロールパネルで、現在の居場所を確認したり、ルート履歴を確認することができます。

また、特定の地域にセーフゾーンと禁止ゾーンを設定することで、それぞれの設定したゾーンに、いつ、どのくらいの頻度で行っているかを知ることもできます。最強の浮気調査アプリとも言えます。

弱点は、有料だということだけ。iPhone、Androidともに利用可。3ヶ月プランが一番人気です。

価格 1ヶ月 $48.99/月
3ヶ月 $28.00/月
12ヶ月 $11.67/月
互換性 iPhone・Android

mSpy(エムスパイ)を確認!

Zenly(ゼンリー)

Zenly
画像出典:zenly 公式HP

テレビの「中居くん決めて!」(TBS系)に、ゆきぽよがゲスト出演して、「カワイイ女子のドロドロした怖い心の中を全部見せますSP」の中で、恋人同士で位置情報を共有するアプリとして紹介したことで有名になりました。

夫(妻)のスマホにゼンリーアプリをインストールし友達になることで、相手の位置情報を自分のゼンリーマップに表示することができます。

友だちの追加は、自分のスマホの電話帳リストから招待することや、LINEの「ふるふる」機能と同じように、お互いのスマホを近づけることで友達になることができます。

ゼンリーアプリの特徴として現在地の滞在時間がわかることです。この滞在時間の把握により、その場所で何をしているか、おおよその推測が可能となります。

また、Zenlyは無料のアプリですが、広告表示もありません。
専用のアルゴリズム採用により、バッテリーを消耗せずに長時間居場所をシェアすることができるのが特徴です。

価格 無料
互換性 iOS 11.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touch

iCloud

画像出典:iCloud公式HP

iPhoneに標準で備え付けられている機能です。

本来は、iPhoneを紛失したり盗られたりしたときなどにiPhoneを探すための機能です。夫(妻)のスマホがiphoneであれば、この機能を使うことで相手の居場所を随時把握することができます。

ただし、この機能を有効にするには夫(妻)のアップルのアカウントが必要でログインしておく必要があります。

価格 無料
互換性 iPhone、iPad

Life360

画像出典:Life360公式HP

予め登録したスマホの位置情報をリアルタイムに地図で確認できるアプリです。

life360は無料版と有料版があり、現在地の確認をするだけなら無料版で可能です。

価格 無料
プラス $2.99/月
ドライバー保護機能 $7.99/月
互換性 Phone、Androidスマートフォン

Prey Anti Theft(プレイアンチセフト)


プレイアンチセフトは、本来は盗難されたときに、スマホのデータを保全するための機能が充実しているアプリです。

しかしながら、現在位置の確認をすることができるので、浮気調査に使えるGPSアプリとして利用できます。

特に、GPS、WiFI三角測量、GeoIPのトラッキング方法を組み合わせて、最も正確で信頼性の高い結果を使ってスマホの位置を特定するので、精度の高い追跡が可能です。

さらに、ロケーション履歴として多くの記録データをもとに、日時のヒートマップが地図上に表示されるので、長く立ち寄っている場所が視覚的に表現されて、わかりやすいのも特徴です。

価格 無料
互換性 iPhone・Android

Find My Kids

画像出典:Find My Kids公式HP

Find My Kidsアプリを夫(妻)と自分のスマホにインストールして、夫(妻)のスマホを識別する特別なコードを取得しアカウントを開設することで、スマホの位置情報を把握することができるようになります。

スマホの正確な記録を保持することで、夫(妻)が今どこにいて、どのルートを通ったかを知る事ができます。

価格 無料
互換性 iPhone・Android

Cerberus(ケルベロス)

Cerberus
高度な機能を持つ監視アプリの代表ですが、現在は使えません。

夫(妻)のスマホにアプリをインストールしてアカウントを開設することで、パソコンからスマートフォンのGPSの位置情報や、カメラの操作等が可能でした。

価格 無料
互換性 Android

Spyzie

Spyzie
画像出典:Spyzie公式HP

Spyzie(スパイジー)は、GPS機能を使っての位置情報の監視やLINEのトーク履歴や通話履歴など、スマホデータの監視ができるツールです。スマホの移動ルートも表示することができます。

監視するパソコンでアカウントでログインすることで、夫(妻)のスマホの正確な位置を追跡することができます。

無料版はなく有料版のみですので、GPS機能だけを使うのであれば、他の無料アプリを使われてもいいかと思います。

価格 1ヶ月料金 1,980円
3ヶ月料金 2,980円
1年間料金 7,980円
互換性 iPhone・Android

Phone Tracker

Phone Tracker
画像出典:Phone Tracker公式HP

Phone Trackerは、夫(妻)のスマホの現在地情報を取得する「リアルタイムトラッキング」ができる位置情報追跡アプリです。

無料版では、一つの端末の過去24時間の動きを追跡することが可能で、10分ごとの居場所がマップにピン表示されることで移動ルートの把握ができます。

価格 無料版あり
有料版 480円
互換性 iOS 9.0以降。iPhone、iPad、iPod touch

Find my

大切な人やモノの居場所がわかる
画像出典:Find my公式HP

Find myは、アップルの新しい端末追跡システムのことで、これまでの「友達を探す」と「iPhoneを探す」を統合した新アプリです。

最大の特徴は、夫(妻)のスマホがスリープ状態になっていても位置情報が検出できるというもの。

スリープ状態でも位置情報を送ることができるのは、別のアップル製品が近くにある場合に限られます。夫(妻)のスマホのBluetoothがビーコンを検出して、別のアップル製品を経由して位置情報を送るからです。

設定は簡単で、夫(妻)のスマホで「iPhoneを探す」をオンにしておく必要があります。

価格 無料
互換性 iPhone、iPad、iPod touch

浮気調査に使えるGPSのおすすめは?

GPSは位置情報を明らかにしてくれる装置で、妻(夫)の行動を把握したり、居所をリアルタイムに知らせてくれるので、浮気調査にも使える優れたものです。

位置情報の把握は、昔は大きな装置が必要で、一般の人が手にすることはできませんでしたが、今ではスマホにも標準で装備されている身近なものになりました。

浮気で使えるGPSのタイプは、一般的に2種類あります。

種類 リアルタイムGPS GPSロガー 記録型
機能 現在の居場所がリアルタイムにわかるタイプ 行動履歴を記録し、装置を回収した後にルートを解析するタイプ

浮気調査に適したリアルタイムGPS

今現在の夫(妻)の位置情報を把握するのに適しているのがリアルタイムGPSです。

リアルタイムで位置情報を送信するために、通信装置を内蔵しているため装置が比較的大きいのが特徴です。リアルタイムGPSには、以下の2種類があります

自動追跡型リアルタイムGPS

文字通り設置すれば、いつでも現在地の情報を取得でき、移動ルートなどが確認できるGPSです。一般的には、GPSと言えばこのタイプの装置のことをイメージされる方が多いでしょう。

移動状況もリアルタイムで把握できるので、先回りしての対応などもしやすいなど機能が優れていますが、GPS本体が大きくなりがちなのが特徴です。

手動検索型リアルタイムGPS

リアルタイムに現在の位置情報を把握できますが、こちからその都度手動で検索することで把握できるものです。

リアルタイムの移動情報を記録し状況を把握できるのでは無く、監視する側が指示した時だけ位置情報がわかります。

検索した時点の居場所が地図上に表示されますが、前回検索した時から、今の場所までの間の行動がわかりにくい欠点があります。

浮気調査で使えるGPSロガー 記録型とは?

GPSロガータイプは、夫(妻)の行動履歴を位置情報で記録するもので、何月何日の何時頃に、どの地点にいたのかが記録されます。

リアルタイムでの居場所を把握することはできません。そのためGPSロガーの回収後に記録されたデータを専用のソフトを使って解析する必要があります。

行動が記録されるので、監視する側もリアルタイムんで監視する必要はなく、一定期間妻(夫)と共にロガーを移動させることで、その期間にどこに行ったかがわかるものです。

小型のためにバッグなどにも入れておくことができ、長期にわたって行動パターンを探るときなどに役に立ちます。

浮気調査に適しているのはどのタイプ?

いつどこに行っているのかわからないのであればGPSロガータイプを隠し持たせて、あるいは車のダッシュボードなどに入れておいて、数日後に回収してみることで、行動ルートを明らかにすることができます。

そうすることで、いつも行っているホテルなどを突き止めることも可能です。

また、リアルタイムGPSは、今日は車で会社に出かけると言っていたけど実際には繁華街に向かっているなど、すぐに嘘を見破ることができるので便利ですし、「今日浮気相手に会いに行きそうだ」というときにも役立たせることができます。

刻一刻と夫(妻)のいる場所を知ることができるので、不貞の現場を抑える決定的な時に待ち伏せることができます。また見失ったりすることを防ぐこともできます。

それぞれの特徴を下表にまとめました。

自動追跡型リアルタイムGPS 手動検索型リアルタイムGPS GPSロガー記録型
リアル位置情報 ×
駐停止時間記録 × ×
記録機能 △検索したタイミングによる
車速 × ×
進行方向
電池残量 通知 通知
機能と特長 ・リアルタイムに居場所がわかる

・移動状況をリアルに把握できる

・装置が比較的大きくなりがち
・検索指示した時だけ居場所がわかる

・装置が比較的大きくなりがち
・リアルタイムに居場所がわからない

・装置が小さく発見されにくい

・行動履歴が記録できるが、解析する必要があり手間がかかる

・精度が悪いものがある
価格 ・通信装置内蔵なので比較的高価

・レンタル向き
・通信装置内蔵なので比較的高価

・レンタル向き
・記録装置だけなので比較的安価

・購入したほうがお得
浮気調査での活用方法 ・今現在の居場所がわかるので、浮気現場での夫(妻)の場所を探し出すことができる

・どこにいるのが行動をリアルタイムに把握することができる
・今現在の居場所がわかるので、浮気現場での夫(妻)の場所を探し出すことができる
・どこに行っているのか、後日行動を把握することができる

浮気調査に使えるレンタルできるおすすめGPS

GPSのおすすめは?レンタルGPSのおすすめを紹介します。個人的に浮気調査を行うのであれば、探偵に頼める財力がある方は、すぐに探偵に相談!自分でもある程度は調べたい!って方は、GPSは購入ではなく、レンタルでも十分かと思います。

人気のレンタルGPSの特徴をお伝えするので、よく理解した上で、レンタル料金をチェックするといいです。

もちろん、性能がいいのは、リアルタイムで位置情報が確認できるGPSですが、大きさが大きくなること、30日のレンタルで4万円弱かかることがデメリットです。

1ヶ月4万円弱でもOKという方は、リアルタイムでチェックできるとどこにいるのかしっかり把握できます。

もう少し安いお手頃なものとなると、都度検索するタイプ手動検索型のGPSですね。レンタル料金は、リアルタイムのGPSから1万円程安くなりますし、サイズも少し小さくなります。

イチロク「お手軽GPS」

イチロク
位置情報サービスでは業界屈指の「イチロク」が提供している業界最小サイズのレンタルGPSです。

手動検索型リアルタイムGPSですが、スケジュール機能を持っているので、いちいち手動で位置を確認しなくても定期的な位置情報の把握が可能です。

小型でレンタル料も安価ですが、位置情報の精度が高く無いこと、バッテリーの稼働時間が比較的短いことが特徴です。

イチロク「お手軽GPS」をチェック!

イチロク「Pro-GPS」

性能も価格も選びやすさNo1
イチロクが提供している小型で高性能のレンタルGPSで1番の売れ筋です。

手動検索型のリアルタイムGPSですが、期間指定、曜日指定、時間間隔指定など多種なスケジュール機能を持っているので、いちいち手動で位置を確認しなくても定期的な位置情報の把握が可能です。

番地までわかる位置情報の精度と約40日間の待ち受けが可能です。スケジュール機能と手動検索を使うことで、幅広い活用が期待できます。

イチロク「Pro-GPS」をチェック!

イチロク「Pro-NEXT」

イチロクが提供している、小型で最高性能の自動追跡型リアルタイムGPSです。

まるで遠隔でナビを使っているような感覚で、ターゲットの位置情報をリアルに把握することができます。

自動追跡型なので自動的に位置情報を記録しているので、いつでもターゲットの現在位置や移動ルートを確認することができます。

ただし、高性能なため本体のサイズが大きいためにカバンやバイクなどに設置するには不向きです。自動車などへの車載が主になります。

イチロク「Pro-NEXT」をチェック!

GNET-S

小型の最新GPSレンタル会社「サーチテック社」が提供しているGPSです。

手動検索型のリアルタイムGPSですが、日時、時間、時間間隔を指定しての自動検索機能がついているので、定期的な位置情報の把握が可能です。

GNET-Sをチェック!

GNET-mini

小型の最新GPSレンタル会社「サーチテック社」が提供しているGPSです。

手動検索型のリアルタイムGPSですが、日時、時間、時間間隔を指定しての自動検索機能がついているので、定期的な位置情報の把握が可能です。

GNET-miniをチェック!

GPSnext

GPSネクスト社が提供してるGPSです。

本格的な自動追跡型リアルタイムGPS(GPSnext)から、お手軽な手動検索型リアルタイムGPS(Type-mini)まで、5タイプの機種をレンタルできるので、用途に応じた的確なGPSを利用することができます。

GPSnextをチェック!

レンタルGPS機器の比較


製品名 お手軽GPS
お手軽GPS
Pro-GPS

Pro-GPS
Pro-NEXT

Pro-Next
GNET-mini
GNET-S

GPSnext

Type-A

Type-A
会社 イチロク イチロク イチロク サーチテック サーチテック GPSネクスト GPSネクスト
レンタル 19,800円(30日) 29,800円(30日) 38,800円(30日) 28,800円(30日) 28,800円(30日) 38,700円(30日) 37,900円(30日)
サイズ 47x67x20 45x75x20 60x85x33 40x54x12 40x70x15 49x76x23 41x75x18
検索 手動・予約 手動・予約 自動 手動・予約 手動・予約 自動 手動
精度 付近 丁目 丁目 丁目 丁目 番地 丁目
用途 車・バイク 車・バイク 車専用 自転車・bag 車・バイク 車・バイク 車・バイク
待受 20日 40日 120日 20日 45日 60日 30日
稼働 7日 20日 40日 15日(20回/日) 30日(10回/日) 30日 16日

浮気調査に使える購入できるおすすめGPSは?

昔は購入することなどできなかったGPSですが、今はアマゾンや楽天でも購入することができるようになりました。

しかしながら、アマゾンや楽天で販売されているGPS機器は、バッテリーの容量の表示が抜けていたり、位置情報の精度が悪かったり、また通信費用が別途かかったり、別に契約することが発生したりすることなど、未確定な事項があるのであまりお勧めできません。

一方、探偵社や専門の業者が販売しているGPS機器は、信頼性が高くなっていて、購入後すぐに使えるものが多いので安心です。

AKAI-GPS小型タイプ

AKAI-GPS小型タイプは、浮気調査専門のAkai探偵事務所が完全プロデュースする小型の高性能GPS装置です。

調べたいときに位置情報を得ることができる1年間使い放題の手動検索型リアルタイムGPSです。超軽量(30g)なので、カバンなどに入れて使うこともできます。レンタルできる大容量タイプもあります。

AKAI-GPSをチェック!

マップステーションMD230

マップステーションMD230は、アキバガレージが提供する買取式の手動検索型のリアルタイムGPSです。

面倒な契約手続きや初期設定などないので、機器が到着後すぐに使用できます。

マップステーションMD230をチェック!

購入GPS比較表

製品名 シラベル 小 シラベル 大 AKAI-GPS MD230
販売会社 安い探偵興信所 安い探偵興信所 Akai探偵事務所 アキバガレージ
有効期限 1年間 1年間
販売価格 50,800円 65,000円 39,800円 88,000円
大きさ 47x40x16 67x53x35 75x45x20
重さ 35g 142g 30g 107g
容量 約1週間 約1ヶ月以上 約400時間 約45日

浮気調査でGPSを車に使う時の注意

浮気調査でGPSを車に使う時の注意点車載型のGPS装置は比較的大きいために、見つからないようにするためには車体の下部に強力な磁石を使って張りつけることが一般的です。

GPSを車に取り付けることの違法性について

GPSを使ってストーカー行為を行うケースが多くなり事件につながっていることから、2021年2月28日にストーカー規制に関する警察庁の有識者検討会は、GPSを車などに付けて相手の居場所を確認する行為を規制すべきだとする報告書をまとめました。

また、検討会では、スマホに位置情報取得アプリを無断でインストールしたりして居場所を確認する行為も「相手に大きな不安を与え、犯罪に発展する恐れがある」と指摘していて、GPSを取り付ける行為自体なども規制するよう求めています。


つまり、GPSを使った浮気調査は、探偵が行う、自分で調べるという行う人の違いに関わりなく、違法になる可能性があることを理解しておく必要があるようです。

車両へ取付ける前の注意

GPS機器の事前準備


今のレンタルGPS装置は、磁石も一体型となっていること、さらに防水・防塵対策もされていることが多いので気にする必要はありませんが、もし購入されるのであれば、磁石などがついていない場合は、ゴムテープで一体とさせる必要があります。

磁石との接着には両面テープも便利ですが、ゴムテープを使うことをおすすめします。

両面テープは強力なように見えて、負荷がかかり続けると意外とはがれるものです。ゴムテープでぐるぐる巻きにすることをおすすめします。

また、スイッチ部や充電器の開閉部には、防水・防塵のためにゴムテープでふさぐことが必要です。
稼働ランプや充電ランプの部分は、ぐるぐる巻きにせずに、テープで覆うくらいして、いつでもはがせて確認できるようにしておくと便利です。

車両に取り付ける前に充電量の確認や、モニター側で正しく現在位置を表示されることを確認しておきましょう、

定期点検時期などを避ける

車は、車検の時期のほかに、オイルや部品などの定期点検をしている場合が多いです。タイヤ交換の時期もあるかもしれません。

GPS装置は、車両の下部に取り付けるので普通は見ない部分ですが、定期点検時には業者やディーラーが車の下に潜り込んで作業を行います。

その際に、GPSを発見される可能性が高いので、車検の時期やメンテナンスの時期は、GPSを取り付けるのは避けるようように注意しましょう。

車両への取付位置

設置場所

車両にGPSを取り付ける際は、見つからないことを第一に考えるので、車両の下の部分に磁石でつけるようにしましょう。

磁石ですので、車両の鉄の部分につけることになりますが、最近の車や高級車は、車の下の部分は強化プラスティックのカバーで覆われていることが多いので、つける場所を選ぶ必要があります。

エンジンルーム内部は、エンジンの熱でGPS装置が壊れる可能性もあります。

バンパー周りやタイヤ周辺は取り付けやすいのですが発見もされやすい部分です。また路面やタイヤとの接地で外れたりする可能性も高いので避けたほうがいい部分です。

マフラー周辺も熱を帯びるので、取付は避けたほうがいい部分です。

そうなると、車の周辺部よりも中心に近い部分に貼り付けることになりますが、そのまま外から見えるような部分に貼り付けるのはダメです。

路面の状況により、地面と接して壊れたり外れたりする可能性があります。
また、車の底の部分も平たんではないので、磁石の強く張りつきにくくなるので、いい場所ではありません

適している部分 適していない部分
車の部位 バンパーの内側、フレーム部分 エンジンルーム、バンパー下部、タイヤ周辺、サスペンション周辺、マフラー周辺、磁石の張りつきが弱い部位

設置後の調整

GPS本体を車両に取り付けたらテストをしてみましょう。自分でも運転できる車であれば、周辺を一回りしてきて、その後データが取得されているかを確認します。

データが取得されていなかったり、誤差が大きいようでしたら、張りつける部位により電波の届きが悪い可能性が高いです。

そういう場合は、GPS本体の設置を再度見直してテスト確認を行い、最適な場所を見つけるようにしてください。

GPS装置設置時の注意


自分が所有している車であればGPS装置を取り付けることは違法ではありません。

また、夫婦であれば車両は共有財産を見なされるので自分で取り付けることもできますし、探偵に依頼し設置してもらっても今のところ(2021年3月時点)違法にはなりません。

しかしながら、夫婦とはいえプライバシー侵害などに抵触する恐れがあるの注意してください。

一方、パートナーの車や商用車両、愛人と推測される相手の車両等にGPS装置を取り付けることは、グレーな部分もありますが違法行為と判断されます。

相手の自宅の駐車場に忍び込んで設置することは、住居不法侵入や軽犯罪法違反となります。

また、グレーな行為であっても、ストーカー規制法や迷惑防止条例等を適用されることもありますので、他人の車へのGPSの設置はやめるようにしましょう。

GPS装置の記録だけでは浮気しているとは断言できません

GPS装置は、相手の行動履歴や居場所を把握できるもので、とても役立つものです。

しかしながら、GPSの記録がホテルなどに長時間滞在していたことを示しても、不貞の状況はある程度は推測できますが、それだけでは法的に浮気の証拠として使える「不貞行為」と断定とすることは非常に弱いものです。

ですので、GPS装置を使った浮気の調査は、本格的に探偵などに依頼して不貞の現場を抑えてもらう前の、浮気の可能性があるのか予備調査として利用されるといいと思います。


GPSアプリとGPSのレンタル、購入比較


GPSの種類によって使い分けが必要ですが、種類とは別にアプリを使うか、レンタルするか、購入するかも考慮する必要があります。

GSPアプリは無料で使えるものが多いのですが、夫(妻)のスマホにアプリをインストールしたリ、アカウントの設定をする場合が多いです。

基本的に夫(妻)のスマホとはいえ他人のものなので、夫(妻)の同意を得ずにスマホを勝手に操作することは法律に抵触することになります。

一方、その犯罪を犯す危険性が少ないのが、GPS装置を購入したりレンタルすることです。

GPSは購入することもできますが、目的を達成した後は使う機会が無くなるので、レンタルされるほうがお得だと思います。レンタルGPSには、大手探偵事務所などが使用している精度の高いGPS機器もレンタルすることができます。

アプリ利用 GPS購入 レンタルGPS
メリット 無料で使えるのが多い 設定が簡単
いつでも自由に使える
設定が簡単
比較的安価
機種を選べる
デメリット 設定が難しい
プライバシー侵害となる可能性が高い
比較的高価 自由に使えない

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この記事の編集者

興信所探偵ナビ編集部

本記事は興信所探偵ナビを運営する株式会社cielo azulが企画・編集を行いました。